福島第1原発の汚染水

共同通信ニュース用語解説 「福島第1原発の汚染水」の解説

福島第1原発の汚染水

東京電力は1~4号機の建屋地下にたまる高濃度汚染水をくみ上げて放射性セシウムなどを除去し、一部を溶融燃料の冷却に再利用している。残りの水は多核種除去設備(ALPS)などで大半放射性物質を取り除いた上で、浄化後も残る放射性物質トリチウムを含んだ水をタンクで保管している。汚染水の総量は100万トン近くに上り、原子力規制委員会はALPSで処理後の水は薄めて海に排出するよう求めているが、漁業関係者との協議は進んでいない。

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android