汚染水(読み)オセンスイ

最新 地学事典 「汚染水」の解説

おせんすい
汚染水

contaminated water

広義の意味では,有害物質などで汚染された水のこと。2011年3月の福島第一原発事故以降は,事故により発生した放射性物質を含む水を示すことが多い。多核種除去設備(ALPS)による汚染水処理の過程で,トリチウム以外の物質を取り除いた水を「処理水」,多くの物質を処理しきれていない水を「処理途上水」などと呼ぶことがあるが,科学的にはすべて汚染水に含まれる。汚染水は循環冷却水が燃料デブリに触れることで発生するほか,地震などによりできた原子炉建屋の亀裂などから入ってくる地下水・雨水が燃料デブリに触れることでも発生する。汚染水発生量は,後者が圧倒的に多く,とりわけ地下水流入が止められない限り,汚染水は増加し続ける。

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参照項目:汚染水対策

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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