福島縫次郎(読み)フクシマ ヌイジロウ

20世紀日本人名事典 「福島縫次郎」の解説

福島 縫次郎
フクシマ ヌイジロウ

明治〜昭和期の鉄道技術者 鉄道庁鉄道技師;東京鉄道局工作課長。



生年
明治6年3月18日(1873年)

没年
昭和8(1933)年4月13日

出身地
福井県

旧姓(旧名)
大館

学歴〔年〕
東京帝大工科大機械工学科〔明治32年〕卒

学位〔年〕
工学博士

経歴
明治29年海軍少将・福島敬典養子となり家督を相続した。32年大学を卒業して直ちに鉄道庁に入り、35年鉄道技師となる。日露戦争後、韓国統監府技師から鉄道院に転じ、大正元年欧米視察後、中部管理局工作課長、東京鉄道局工作課長などを歴任。11年退官して東京帝大工学部講師を務め、のち実業界に入り日本製管社長となった。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「福島縫次郎」の解説

福島縫次郎 ふくしま-ぬいじろう

1873-1933 明治-昭和時代前期の鉄道技術者。
明治6年3月18日生まれ。福島敬典(よしのり)の養子。明治32年鉄道庁にはいり,日露戦争後,鉄道院に勤務。欧米視察後,東京鉄道局工作課長などをつとめる。のち東京帝大講師,日本製管社長。昭和8年4月13日死去。61歳。福井県出身。東京帝大卒。旧姓は大館。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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