福庭村(読み)ふくばむら

日本歴史地名大系 「福庭村」の解説

福庭村
ふくばむら

[現在地名]倉吉市福庭

清谷せいだに村の南、天神川右岸で大平おおひら山の西麓に位置する。長瀬ながせ宿(現羽合町)と倉吉町を結ぶ道が通る。近世初頭、米子城主中村忠一(一忠)の家老野一色頼母の領地になったという。河村かわむら郡に属し、拝領高は四二六石余。伊吹氏・田村氏・荒尾氏の給地があった(給人所付帳)。宝暦三年(一七五三)頃の河村郡村々明細帳(近藤家文書)によれば朱高四六四石余、高五三一石余、うち畑高三八石余、免六ツ二分。悪田加損米一一石、藪役銀二一匁余、棟数九軒・役高一八〇人。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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