20世紀日本人名事典 「福武一二」の解説 福武 一二フクタケ カズジ 昭和期の実業家,社会事業家 岡山興行協会長。 生年明治34(1901)年1月5日 没年昭和37(1962)年12月21日 出生地岡山県吉備郡大井村(現・岡山市) 主な受賞名〔年〕紺綬褒章〔昭和32年〕 経歴昭和13年中国に渡り、煙草関係の仕事に従事。戦争終結後の21年に岡山駅前に岡山松竹座を開き、映画館の経営を始めた。以来、順調に業績を伸ばし、岡山セントラル・岡山歌舞伎座・岡山グランド劇場などといった映画館施設を次々と建設・経営、岡山県最大の映画興行主となった。また、社会福祉事業にも力を入れ、新天地育児院理事や財団法人岡山県更正保護協議会評議員などを歴任。26年岡山県興行協会長。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「福武一二」の解説 福武一二 ふくたけ-かずじ 1901-1962 昭和時代の実業家。明治34年1月5日生まれ。戦後映画館経営にのりだし,岡山松竹座を皮切りに岡山歌舞伎座,岡山グランド劇場を建設。岡山東映,岡山東宝なども経営し,県下最大の映画興行主となった。社会福祉事業の増進にもつとめた。昭和37年12月21日死去。61歳。岡山県出身。本名は一二(いちじ)。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by