福町(読み)ふくまち

日本歴史地名大系 「福町」の解説

福町
ふくまち

[現在地名]和歌山市福町

駿河するが町の西に続く横町で、南は納屋河岸なやがし三丁目。文政一三年(一八三〇)の丁名増改時略図(田中家蔵)によれば東西六六間余、南側二一間、北側一七間余。西に続く卜半ぼくはん町との境をなす道は中橋なかばし筋と称し、南の突当りにほり川に架かる中橋があった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android