(読み)キ

デジタル大辞泉 「禧」の意味・読み・例文・類語

き【禧】[漢字項目]

[音]キ(呉)(漢) [訓]さいわい
めでたいこと。さいわい。「新禧
[名のり]おさむ・さき・とみ・よし

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「禧」の読み・字形・画数・意味


17画

[字音]
[字訓] よろこび

[説文解字]

[字形] 形声
声符は喜(き)。喜は鼓楽して神意を楽しませる意。神に福を求め、与えられることをいう。〔説文〕一上に「禮吉なり」とあり、めでたい意。吉礼挨拶の語に用いる。

[訓義]
1. よろこび、さいわい、めでたい。
2. に通じ、つげる。

[古辞書の訓]
名義抄〕禧 サイハヒ・ウク

[語系]
禧・喜・憙・嬉xiは同声。喜の声義を承ける字。欣(忻)xinも声義の通ずる字である。

[熟語]
禧賀禧慶
[下接語]
嘉禧・開禧・鴻禧・集禧・神禧・繁禧・福禧

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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