私会(読み)しかい

精選版 日本国語大辞典 「私会」の意味・読み・例文・類語

し‐かい‥クヮイ【私会】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 私的な集会。内々のよりあい。また、ひそかに会合すること。
    1. [初出の実例]「披見之処、此題申請大夫判官私会也」(出典:十輪院内府記‐文明一六年(1484)五月八日)
    2. 「同位の大臣ども、その人を頼て、汪直に私会せんことを求む」(出典:随筆・孔雀楼筆記(1768)一)
  3. 男女密会。〔長生殿‐補恨〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む