私会(読み)しかい

精選版 日本国語大辞典 「私会」の意味・読み・例文・類語

し‐かい‥クヮイ【私会】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 私的な集会。内々のよりあい。また、ひそかに会合すること。
    1. [初出の実例]「披見之処、此題申請大夫判官私会也」(出典:十輪院内府記‐文明一六年(1484)五月八日)
    2. 「同位の大臣ども、その人を頼て、汪直に私会せんことを求む」(出典:随筆・孔雀楼筆記(1768)一)
  3. 男女密会。〔長生殿‐補恨〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android