秋の光(読み)あきのひかり

精選版 日本国語大辞典 「秋の光」の意味・読み・例文・類語

あき【秋】 の 光(ひかり)

  1. 秋の澄んだ空に冴え輝く月の光。
    1. [初出の実例]「月影はいつともわかぬものなれどあきのひかりぞ心ことなる」(出典:栄花物語(1028‐92頃)御裳着)
  2. 秋の日の光。日の短いのをいうのに用いる。
    1. [初出の実例]「実(げに)や朝は秋のひかり、夕には影もなし」(出典:光悦本謡曲・源氏供養(1464頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android