秋の別れ(読み)あきのわかれ

精選版 日本国語大辞典 「秋の別れ」の意味・読み・例文・類語

あき【秋】 の 別(わか)

  1. 秋という季節との別れ。また、それを惜しむ、しみじみとした情趣。《 季語・秋 》
    1. [初出の実例]「もろともに鳴きてとどめよきりぎりす秋のわかれは惜しくやはあらぬ〈藤原兼茂〉」(出典:古今和歌集(905‐914)離別・三八五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android