精選版 日本国語大辞典 「秋の葉」の意味・読み・例文・類語 あき【秋】 の 葉(は) ① 秋の紅葉した木の葉。[初出の実例]「春花の 咲ける盛りに 安吉能葉(アキノは)の にほへる時に 出で立ちて 振り放(さ)け見れば」(出典:万葉集(8C後)一七・三九八五)② ( 秋の木の葉が散ってやがて朽ち果てるところから ) 人の身のはかなさをたとえていう。[初出の実例]「露も涙も散りぢりに、秋の葉の身も朽ち果てね、恨めしや」(出典:謡曲・玉葛(1470頃)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by