秋田営(読み)あいたのたむろ

日本歴史地名大系 「秋田営」の解説

秋田営
あいたのたむろ

古代の夷俘反乱である元慶の乱で、秋田城を捨てた官軍が一時拠った屯営雄物川南部、現秋田市八橋やばせ付近と推定される。元慶二年(八七八)に秋田城が焼かれ、官軍は秋田営に拠って敵に備えたと「三代実録」六月七日条にみえる。同年七月、反乱鎮定のため権守藤原保則が着任した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 令望

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む