秋田営(読み)あいたのたむろ

日本歴史地名大系 「秋田営」の解説

秋田営
あいたのたむろ

古代の夷俘反乱である元慶の乱で、秋田城を捨てた官軍が一時拠った屯営雄物川南部、現秋田市八橋やばせ付近と推定される。元慶二年(八七八)に秋田城が焼かれ、官軍は秋田営に拠って敵に備えたと「三代実録」六月七日条にみえる。同年七月、反乱鎮定のため権守藤原保則が着任した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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