デジタル大辞泉 「科戸の風」の意味・読み・例文・類語 しなと‐の‐かぜ【▽科戸の風/▽級▽長戸の風】 《級長戸辺命しなとべのみこと(級長津彦命しなつひこのみこと)の名から》風の異称。「―の天の八重雲を吹き放つ事のごとく」〈祝詞・六月晦大祓〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「科戸の風」の意味・読み・例文・類語 しなと【科戸】 の 風(かぜ) 風の異称。特に、いっさいの罪やけがれを吹き払う風の意に用いられる。[初出の実例]「天の下四方(よも)の国には、罪といふ罪はあらじと、科戸之風(しなとのかぜ)の天の八重雲を吹き放つ事の如く」(出典:延喜式(927)祝詞) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例