秘笈(読み)ヒキュウ

精選版 日本国語大辞典 「秘笈」の意味・読み・例文・類語

ひ‐きゅう‥キフ【秘笈】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「笈」は竹製の書箱 )
  2. 秘蔵する書箱。
    1. [初出の実例]「之を秘笈に蔵し、夜静かに人定まるの後孤燈を剪て之を展覧し」(出典:真善美日本人(1891)〈三宅雪嶺〉狩野芳崖〈岡倉天心〉)
  3. この上なく大切に保存された書物。
    1. [初出の実例]「温夫、秘笈を蔵書すと云へり」(出典:随筆・文会雑記(1782)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む