移盛(読み)うつろいざかり

精選版 日本国語大辞典 「移盛」の意味・読み・例文・類語

うつろい‐ざかりうつろひ‥【移盛】

  1. 〘 名詞 〙 白菊の花があせてうすい紅色を帯び、さらに紫がかって来たのが、もっとも美しく見える時期。また、その状態。
    1. [初出の実例]「神無月のつごもりがた、菊の花うつろひさかりなるに」(出典:伊勢物語(10C前)八一)

移盛の補助注記

古今‐秋下」の「色変る秋の菊をばひととせにふたたびにほふ花とこそ見れ」に見られるように、変色した菊の花がもっとも賞美された。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

春になって暖かくなりかけた頃、急に寒さが戻って、地面などがまた凍りつく。《 季語・春 》[初出の実例]「七瀬御秡 同晦日也。〈略〉雪汁いてかへる」(出典:俳諧・誹諧初学抄(1641)初春)...

凍返るの用語解説を読む