すべて 

稍\漸久し(読み)ややひさし

精選版 日本国語大辞典 「稍\漸久し」の意味・読み・例文・類語

やや【稍・漸】 久(ひさ)

  1. 長時間傾向を帯びる意。かなりの時間が経過したさま。だいぶん時が過ぎている。
    1. [初出の実例]「大連良久(ヤヤヒサシク)して至る」(出典日本書紀(720)用明元年五月(図書寮本訓))
    2. 「ややひさしくさぶらひて、いにしへのことなど思ひ出で聞えけり」(出典:伊勢物語(10C前)八三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

すべて 

1 《「礼記」月令から》カワウソが自分のとった魚を並べること。人が物を供えて先祖を祭るのに似ているところからいう。獺祭魚。おそまつり。うそまつり。2 《晩唐の詩人李商隠が、文章を作るのに多数の書物を座...

獺祭の用語解説を読む