デジタル大辞泉 「稚く」の意味・読み・例文・類語 いわ・く【▽稚く】 [動カ下二]子供じみている。幼稚な振る舞いをする。「―・けたる遊び戯れに心入れたるわらはべの有様など」〈源・若菜上〉[補説]歴史的仮名遣いは「いわく」か「いはく」か未詳。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「稚く」の意味・読み・例文・類語 いわ・く【稚】 〘 自動詞 カ行下二段活用 〙 ( 歴史的仮名遣いは「いわく」「いはく」のいずれか不明。助動詞「たり」を伴って用いられる場合が多い ) 幼稚な態度や行動を示す。子供っぽい。あどけないようすだ。[初出の実例]「いはけたる遊び、戯(たはぶ)れに、心入れたる童べの有様など」(出典:源氏物語(1001‐14頃)若菜上) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例