稚児百舌(読み)ちごもず

精選版 日本国語大辞典 「稚児百舌」の意味・読み・例文・類語

ちご‐もず【稚児百舌】

  1. 〘 名詞 〙 スズメ目モズ科の鳥。全長一七~一八センチメートル。頭上は青灰色、腹面は白く、背面赤褐色に細かい黒色横斑がある。雌は体側に黒い横斑が散在する。夏はアジアの東北部に分布し、日本へは本州の中部以北に五月ごろ渡来。夏鳥で、冬はフィリピンからマレー半島方面へ渡る。《 季語・秋 》 〔物品識名(1809)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

戒厳令

一般的には指定地域で、国の統治権の全部または一部を軍に移行し、市民の権利や自由を保障する法律の一部効力停止を宣告する命令。戦争や紛争、災害などで国の秩序や治安が極度に悪化した非常事態に発令され、日本...

戒厳令の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android