種村箕山墓(読み)たねむらきざんのはか

日本歴史地名大系 「種村箕山墓」の解説

種村箕山墓
たねむらきざんのはか

[現在地名]能登川町能登川 安楽寺

伊庭いば山の麓、字野上のがみにある儒者の墓。箕山は通称新次。古学派の伊藤東涯の門下生で彦根藩儒者沢村琴所に学び、野村東皐と交わる。愛知えち石寺いしでら(現彦根市)石山公文、同郡元持もともち(現秦荘町)の池田玄洞はその弟子。著書に「白雪堂集」「国語補正集解」「詩学弁麾」がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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