種民(読み)しゅみん(その他表記)zhǒng mín

改訂新版 世界大百科事典 「種民」の意味・わかりやすい解説

種民 (しゅみん)
zhǒng mín

中国,六朝・隋・唐の道教で,道士や一般信者のうち,とくに善行を積み,熱心に修行して,人の寿命をつかさどる天・地・水の三官の神々から不老長生を保証された選民をいう。彼らは,変化を免れない三界(さんがい)の上に超出し,神々の住む大羅天と三清天の下にある4種類の〈種民天〉という仙境にいて,そこには天地崩壊の災厄も及ばない。また〈真君の種民〉という言葉もあり,救世主の下での救済待望もうかがわれる。
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出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

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