種痘ウイルス(読み)シュトウウイルス

デジタル大辞泉 「種痘ウイルス」の意味・読み・例文・類語

しゅとう‐ウイルス【種痘ウイルス】

天然痘ワクチン製造に使用されるウイルス天然痘ウイルスと同じオルソポックスウイルス属の牛痘ウイルスやワクシニアウイルスなどを弱毒化したもの。遺伝子組み換え技術により、種痘ウイルスを利用した、C型肝炎など他の感染症の治療用ワクチンの開発が進められている。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android