遺伝子組換え(読み)イデンシクミカエ

デジタル大辞泉 「遺伝子組換え」の意味・読み・例文・類語

いでんし‐くみかえ〔ヰデンシくみかへ〕【遺伝子組(み)換え】

異種生物から抽出したDNAを、試験管内で、酵素などを用いて切断し、人為的に新たにつなぎ換えて新しいDNA分子を作ること。遺伝子構造の解析遺伝子工学などに利用バイオテクノロジー一種。組み換えDNA実験。GM(genetically modification)。→遺伝子組み換え作物

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栄養・生化学辞典 「遺伝子組換え」の解説

遺伝子組換え

 人為的に遺伝子工学の手法を用いて試験管内で遺伝子を組み換えること.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「遺伝子組換え」の意味・わかりやすい解説

遺伝子組換え
いでんしくみかえ

遺伝子操作」のページをご覧ください。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の遺伝子組換えの言及

【遺伝子工学】より

…狭義には遺伝子組換え(組換えDNA実験)の方法を使って,宿主生物に異種生物の遺伝子を導入し,遺伝子機能を発現させることにより,有用生体物質の生産,種の人工的改変などを目的とする技術。広義には遺伝子に関連する応用技術を意味する。…

※「遺伝子組換え」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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