稲垣仲静(読み)いながき ちゅうせい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「稲垣仲静」の解説

稲垣仲静 いながき-ちゅうせい

1897-1922 大正時代の日本画家。
明治30年生まれ。稲垣稔次郎(としじろう)の兄。大正8年国画創作協会展で「猫」が入選。11年堂本印象らと九名会に参加するが,同年6月急逝。26歳。遺作展がひらかれ,「仲静遺作集」が刊行された。京都出身。京都市立絵画専門学校(現京都市立芸大)卒。本名は広太郎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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