稲垣国三郎(読み)イナガキ クニサブロウ

20世紀日本人名事典 「稲垣国三郎」の解説

稲垣 国三郎
イナガキ クニサブロウ

大正・昭和期の教育家



生年
明治19(1886)年

没年
昭和42(1967)年

出生地
愛知県

学歴〔年〕
岡崎師範学校卒

経歴
広島高師附属小訓導を経て、大正6年沖縄師範教諭、附属小主事を兼務。沖縄では綴方教育推進、「沖縄小話」を刊行した。同書の「白い煙と黒い煙」は中等学校教科書に採録されて全国反響。6年間勤めた後茨城・岐阜女子師範教諭となった。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「稲垣国三郎」の解説

稲垣国三郎 いながき-くにさぶろう

1886-1967 明治-昭和時代の教育者
明治19年9月1日生まれ。大正6年沖縄師範教諭兼付属小学校主事となり,友納友次郎の綴(つづ)り方教育を実践著書「琉球小話」の一文「白い煙と黒い煙」は中学教科書にのり,全国に知られた。昭和42年7月19日死去。80歳。愛知県出身。愛知第一師範卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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