日本歴史地名大系 「稲築町」の解説 稲築町いなつきまち 福岡県:嘉穂郡稲築町面積:一七・三四平方キロ嘉穂郡のほぼ中央部、嘉穂盆地中央部やや東に位置する。東は庄内(しようない)町、西は穂波(ほなみ)町・桂川(けいせん)町、南東は山田市、南は嘉穂町、南西は碓井(うすい)町、北は飯塚市と接する。町の中央部を遠賀(おんが)川(上流を嘉麻川ともいう)が縦断、町域内で山田川・才田(さいだ)川を合流する。遠賀川に沿って町の中心部まで国道二一一号が通り、朝倉(あさくら)郡小石原(こいしわら)村とを結ぶ幹線となっており、町の北部にはJR後藤寺(ごとうじ)線下鴨生(しもかもお)駅がある。「日本書紀」にみえる鎌(かま)屯倉の所在地が町域内に比定されている。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報