稲葉京子(読み)いなば きょうこ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「稲葉京子」の解説

稲葉京子 いなば-きょうこ

1933- 昭和後期-平成時代の歌人
昭和8年6月1日生まれ。大野誠夫(のぶお)に師事し,「砂廊」(のち「作風」と改題)にはいり,「中部短歌」にもくわわる。昭和35年「小さき宴」で角川短歌賞。46年「あしかび」創刊に参加。57年「槐の傘」で現代短歌女流賞。平成2年「白蛍」で短歌研究賞。繊細な感覚にささえられた上品な歌がおおい。愛知県出身。尾北高卒。本名は大竹京子。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android