稲賀新田(読み)いながしんでん

日本歴史地名大系 「稲賀新田」の解説

稲賀新田
いながしんでん

源緑げんろく輪中の最南端、伊勢湾中に三角形に突出した地にある。藤里ふじさと新田開発が文政八年(一八二五)なので、その先の当地はそれ以後の開発と思われる。天保八年(一八三七)の尾張伊勢新田図写(名古屋市鶴舞図書館蔵)にはその名がみえる。安政元年(一八五四)の地震、万延元年(一八六〇)の台風で亡所となった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android