稲賀新田(読み)いながしんでん

日本歴史地名大系 「稲賀新田」の解説

稲賀新田
いながしんでん

源緑げんろく輪中の最南端、伊勢湾中に三角形に突出した地にある。藤里ふじさと新田開発が文政八年(一八二五)なので、その先の当地はそれ以後の開発と思われる。天保八年(一八三七)の尾張伊勢新田図写(名古屋市鶴舞図書館蔵)にはその名がみえる。安政元年(一八五四)の地震、万延元年(一八六〇)の台風で亡所となった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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