稲雀(読み)イナスズメ

デジタル大辞泉 「稲雀」の意味・読み・例文・類語

いな‐すずめ【稲雀】

稲の実るころ田に群れるスズメ 秋》「―茶の木畠や逃げ処/芭蕉

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精選版 日本国語大辞典 「稲雀」の意味・読み・例文・類語

いな‐すずめ【稲雀】

  1. 〘 名詞 〙 稲田に集まってくる雀。《 季語・秋 》
    1. [初出の実例]「むれてくる田中の宿のいな雀我ひくひだにたちさはぐなり〈源師時〉」(出典:堀河院御時百首和歌(1105‐06頃)雑)

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