稽古浄瑠璃(読み)けいこじょうるり

精選版 日本国語大辞典 「稽古浄瑠璃」の意味・読み・例文・類語

けいこ‐じょうるり ‥ジャウルリ【稽古浄瑠璃】

〘名〙 素人(しろうと)浄瑠璃稽古すること。また、稽古のために語る浄瑠璃。
※浄瑠璃・生玉心中(1715か)下「茶屋藁屋の軒つづき、竹の柱に節こめし、けいこ浄るり太平記、琴のつれ歌引かへて」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「稽古浄瑠璃」の意味・読み・例文・類語

けいこ‐じょうるり〔‐ジヤウルリ〕【稽古浄瑠璃】

浄瑠璃を稽古すること。また、素人が修業中に語る未熟な浄瑠璃。
「竹の柱に節込めし―、太平記」〈浄・生玉心中

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android