積もり上げる(読み)つもりあげる

精選版 日本国語大辞典 「積もり上げる」の意味・読み・例文・類語

つもり‐あ・げる【積上】

  1. 〘 他動詞 ガ下一段活用 〙
    [ 文語形 ]つもりあ・ぐ 〘 他動詞 ガ下二段活用 〙
  2. すっかり見積もって計算をすませる。
    1. [初出の実例]「歴都(れきいち)才覚にて、万事五百七十両につもりあげて」(出典浮世草子好色万金丹(1694)三)
  3. おだてあげる。
    1. [初出の実例]「たのしんで・妻を太夫につもり上げ」(出典:雑俳・かざし草(1792))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android