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積取り比率 つみとりひりつloading share

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

積取り比率
つみとりひりつ
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自国の輸出入貨物の数量 (または総運賃) に対する自国船 (または外国船) の輸送数量 (または運賃収入) の割合。自国船の積取り比率が高いほど外貨の支払いは少くてすむため,貿易外収支のなかの運賃収支の動向を左右する重要な指標になっているほか,自国の貨物量の増加に対する海上輸送力の整備の状況と自国船の国際競争力をも示す指標である。日本船の積取り比率 (邦船積取り比率) は第2次世界大戦前 (1935) には輸出 75%,輸入 68%であったが,戦後は船腹不足と海運市場の支配力が低下したため,戦前に比して低下しており,1990年では輸出 47% (外国傭船を含まない日本籍船だけでは 6.6%) ,輸入 67.2% (同じく 27.5%) と輸出貨物における低下が顕著となっている。また,海運関係の国際収支を見ると,90年で貨物運賃は受取 77億ドル,支払い 63億ドルで 14億ドルの黒字となっている。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

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