積方(読み)つみかた

精選版 日本国語大辞典 「積方」の意味・読み・例文・類語

つみ‐かた【積方】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 積みあげる方法。
    1. [初出の実例]「併石の積み方不功者にては、石畳む事も有、また一つ二つ宛抜出て、其所より及大破」(出典地方凡例録(1794)九)
  3. 積む係りの人。
  4. 江戸時代、大坂堂島の米市場浜方仲買人)の中で、米の蔵出し輸送などを担当した者。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android