穴笠村(読み)あながさむら

日本歴史地名大系 「穴笠村」の解説

穴笠村
あながさむら

[現在地名]三次市穴笠町

西城さいじよう川の東南岸に位置し、南は東河内ひがしこうち村、東は後山うしろやま村に接する。「芸藩通志」に「広廿一町、袤三十七町、東南は高山、西は門田川(西城川)を界す、水高ければ時に水害を受く」と記す。

江戸時代は広島藩領であるが、寛永九年(一六三二)より享保五年(一七二〇)までは三次藩領。元和五年(一六一九)の備後国知行帳に「あなかさ村」とあり、高二八〇・八一三石と記す。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android