日本歴史地名大系 「穴笠村」の解説 穴笠村あながさむら 広島県:三次市穴笠村[現在地名]三次市穴笠町西城(さいじよう)川の東南岸に位置し、南は東河内(ひがしこうち)村、東は後山(うしろやま)村に接する。「芸藩通志」に「広廿一町、袤三十七町、東南は高山、西は門田川(西城川)を界す、水高ければ時に水害を受く」と記す。江戸時代は広島藩領であるが、寛永九年(一六三二)より享保五年(一七二〇)までは三次藩領。元和五年(一六一九)の備後国知行帳に「あなかさ村」とあり、高二八〇・八一三石と記す。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by