穴言(読み)あないい

精選版 日本国語大辞典 「穴言」の意味・読み・例文・類語

あな‐いい‥いひ【穴言】

  1. 〘 名詞 〙 人が気づかないでいる物事の本質的なことを裏からとらえたり、癖、欠陥矛盾などを指摘したりして言うこと。また、その人。
    1. [初出の実例]「客 一、此卦の客は穴いひにてものにならず」(出典:洒落本・擲銭青楼占(1771)水山蹇)

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