空き日(読み)アキビ

デジタル大辞泉 「空き日」の意味・読み・例文・類語

あき‐び【空き日/明き日】

からだのあいている日。特に、遊女の、客がなくて暇な日。
「お敵の方から―を頼み」〈浮・禁短気・五〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「空き日」の意味・読み・例文・類語

あき‐び【空日・明日】

  1. 〘 名詞 〙 手、体のあいている日。特に、遊女の、客がつかなくてひまな日。
    1. [初出の実例]「此利発を感じ、あき日をあらそひ此人しのぶ事」(出典:浮世草子・好色一代男(1682)六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android