空く(読み)スク

デジタル大辞泉 「空く」の意味・読み・例文・類語

す・く【空く】

[動カ五(四)]《「透く」と同語源》
ある空間を満たしていた人や物が少なくなって、あきができる。まばらになる。減る。「がらがらに―・いた電車」「道路が―・く」
空腹になる。「腹が―・く」
(「胸がすく」などの形で)つかえていたものがなくなり、すっとする。心がはれる。「胸の―・く思い」
(「手がすく」の形で)当面することがなく、ひまができる。ひまになる。「手が―・いたら手伝ってくれ」
[類語]減るあく欠ける

うつ・く【空く/虚く】

[動カ下二]うつける」の文語形

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「空く」の意味・読み・例文・類語

うつ・く【空・虚】

  1. 〘 自動詞 カ行下二段活用 〙うつける(空)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android