精選版 日本国語大辞典 「空に浮く」の意味・読み・例文・類語
そら【空】 に=浮(う)く[=浮(う)かれる・=浮(う)き立(た)つ]
① 空中に浮く。また、空中に浮いているように見える。
※小馬命婦集(980‐983頃か)「ぬししらで空にうきたる玉をだに結びとどむる物とこそきけ」
② 比喩的に用いる。
(イ) 心の定まらないさまで迷い出る。悩みながら旅、または遠方に出かけることについていう。
(ロ) 外出、または旅に心がひかれ、落ち着かないさまになる。
(ハ) 心が呆然となる。
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