最新 地学事典 「空中三角測量」の解説
くうちゅうさんかくそくりょう
空中三角測量
aerial triangulation
1枚の写真では写せない広い地域を連続的に撮影し,これらの写真を接続して地上点の(地上の基準点系に準拠した)座標を求めるための写真測量の技術をいう。撮影点と地上点がつくる三角形の類似からこの名がある。多角測量にも似ているところから,空中多角測量と呼ぶこともある。またエクステンションともブリッジングとも。空中三角測量では1コースを取り扱うが,連続する数コースをひとまとめにして取り扱うときはブロック調整という。機械法による空中三角測量と解析法によるものとがあり,前者はステレオプラニグラフのような一級図化機を用いて行われ,後者は写真を解析的に接続する。射線法も一種の空中三角測量である。
執筆者:垣下 精三
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

