空中発射有翼ロケット(読み)くうちゅうはっしゃゆうよくロケット(その他表記)air-launched winged booster

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「空中発射有翼ロケット」の意味・わかりやすい解説

空中発射有翼ロケット
くうちゅうはっしゃゆうよくロケット
air-launched winged booster

飛行機から空中発射される,使い捨て型の有翼3段式ロケット。愛称ペガサス。アメリカのオービタルサイエンス社とハーキュリーズエアロスペース社が,自社の商業ベースの宇宙プロジェクトとして開発した。 1990年4月5日にカリフォルニア沖の太平洋上1万 2000mで,B-52型機から切り離されたロケットは,空中でエンジン点火,上昇して,搭載した通信衛星地球周回軌道放出,12分後に小型衛星高度 590kmの軌道に投入されたことが確認された。ペガサスは,463km極軌道に 272kg,463km赤道軌道に 408kgの打ち上げ能力を持ち,打ち上げ場所を自由に選べる利点がある。

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