空嘔(読み)からえずき

精選版 日本国語大辞典 「空嘔」の意味・読み・例文・類語

から‐えずき‥ゑづき【空嘔】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「から」は接頭語 ) 吐きけをもよおしながら、何も吐き出さないこと。からえたき。〔文明本節用集(室町中)〕
    1. [初出の実例]「食を見て嘔吐(カラヱヅキ)し、ぶらぶらをかしき病ひの容体」(出典浮世草子世間娘容気(1717)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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