空耳を走らす(読み)そらみみをはしらす

精選版 日本国語大辞典 「空耳を走らす」の意味・読み・例文・類語

そらみみ【空耳】 を 走(はし)らす

  1. 聞こえているのに聞こえないふりをする。
    1. [初出の実例]「紋日の相談にはつんぼさじきのそら耳(ミミ)をはしらせ」(出典洒落本・通神蔵(1801‐02)序)
  2. 聞いているようなふりをする。
    1. [初出の実例]「返辞だけはしたが、空耳を走らして聴いてはゐなかった」(出典:煤煙(1909)〈森田草平〉五)
  3. 何の音もしないのに、聞こえたように思って、その方に注意して聞く。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

1 食肉目クマ科の哺乳類の総称。全般に大形で、がっしりした体格をし、足の裏をかかとまで地面につけて歩く。ヨーロッパ・アジア・北アメリカおよび南アメリカ北部に分布し、ホッキョクグマ・マレーグマなど7種が...

熊の用語解説を読む