空荼毘(読み)からだび

精選版 日本国語大辞典 「空荼毘」の意味・読み・例文・類語

から‐だび【空荼毘】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「から」は接頭語 ) 遺骸埋葬が終わった後に、葬礼を行なうこと。
    1. [初出の実例]「子息希代に思、虚荼毘(カラダビ)の跡を見ば、七本卒塔婆の中に、一本闕目有」(出典仮名草子・片仮名本因果物語(1661)中)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android