埋葬(読み)まいそう

精選版 日本国語大辞典「埋葬」の解説

まい‐そう ‥サウ【埋葬】

〘名〙 遺体、遺骨を土中に葬ること。現在では市町村長の許可を必要とし、原則として死後二四時間を経過しなければ行なうことができない。
※続日本紀‐和銅五年(712)正月乙酉「如有死者、且加埋葬、録其姓名本属也」 〔博物志異聞

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通「埋葬」の解説

【埋葬】まいそう(さう)

死者を葬る。〔博物志、七、異聞〕(太和三年)(女、年四歳)四三日、死し、四日埋す。日に至り、同墟の人桑し、兒の聲を聞く。~今能く飮すること常の如し。

字通「埋」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

世界大百科事典内の埋葬の言及

【死】より

…(1)死亡届 人が死亡した場合には,届出義務者(親族,その他の同居者,家主など)がその事実を知った日から7日以内に,診断書または検案書を添付して,死亡地の市区町村長に届け出なければならない(戸籍法86~93条)。(2)埋葬,火葬,水葬 死体の葬り方は国により文化によってさまざまである(遺灰を川に流す国,鳥葬が行われている国など)。日本では,〈墓地,埋葬等に関する法律〉(1948)によって,埋葬(土葬をいう),火葬を原則とし,特別な場合として,船員法15条で船舶の乗員の水葬が認められている。…

【葬式】より

…日本ではソウレン(葬殮,葬礼)とかノオクリ(野送り)ともよばれる。一般に死の発生から埋葬や火葬などの死体処理までの儀式を葬式とよんでいる。葬式の様相は,別項〈葬制〉の記述にみるように,各時代各地域によって多様であり,複雑である。…

【葬制】より

…葬制とはこうした死を契機として行われる一連の儀礼にほかならず,したがってこれを死者儀礼と呼ぶこともできる。 人類史上その存在が確認されている最古の葬制は約7万年前のユーラシア西部に住んでいたネアンデルタール人のもとでの埋葬である。たとえば,ウズベクのテシク・タシでは洞窟のなかにヤギの角が並べられ,その横に子どもの死体が埋葬されていた。…

※「埋葬」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

今日のキーワード

幸福追求権

日本国憲法 13条に保障する「生命,自由及び幸福追求に対する国民の権利」を一体的にとらえて観念された場合の権利。アメリカの独立宣言中の,「〈天賦不可侵の権利〉のなかに生命,自由および幸福の追求が含まれ...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android