空華(読み)クウゲ

デジタル大辞泉 「空華」の意味・読み・例文・類語

くう‐げ【空華/空花】

仏語煩悩ぼんのうにとらわれた人が、本来実在しないものをあるかのように思ってそれにとらわれること。病みかすんだ目で虚空を見ると花があるように見えることにたとえたもの。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「空華」の意味・わかりやすい解説

空華
くうげ

仏教用語。空中に存在するとみられる花。現象世界のすべての事象は本来実体のないものであるが,それを正しく認識せず,あたかも実体をもって存在しているかのように考える誤りをたとえるのに用いる。すなわち,ある種の眼病にかかると,実際存在しない花が空中にあたかもあるかのように見えるという,その花のこと。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の空華の言及

【義堂周信】より

…南禅寺44世。号は空華(くうげ)。土佐(高知県)の人。…

※「空華」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

3月から 5月頃に発生する雷。寒冷前線の通過時に発生する界雷で,この雷雨はよくひょう(雹)を伴う。春の到来を伝える雷ともいわれる。雷鳴に驚き冬眠していた地中の虫たちが目ざめるという理由で「虫出しの雷」...

春雷の用語解説を読む