空贅(読み)カラゼイ

精選版 日本国語大辞典 「空贅」の意味・読み・例文・類語

から‐ぜい【空贅】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「から」は接頭語 ) 贅沢(ぜいたく)をよそおうこと。えらそうな言い分。
    1. [初出の実例]「ねからわすれぬ紙入の、からぜいはいていそぎける」(出典:浄瑠璃・女殺油地獄(1721)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android