突っ括める(読み)ツックルメル

デジタル大辞泉 「突っ括める」の意味・読み・例文・類語

つっ‐くる・める【突っ括める/突っ含める】

[動マ下一][文]つっくる・む[マ下二]いろいろな要素を一緒にする。ひっくるめる。
「いいところも悪いところも、―・めて好きにならなくっちあ」〈里見弴多情仏心

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精選版 日本国語大辞典 「突っ括める」の意味・読み・例文・類語

つっ‐くる・める【突括】

  1. 〘 他動詞 マ行下一段活用 〙 ( 「つっ」は接頭語 ) =つっくるむ(突括)
    1. [初出の実例]「お上(かみ)から炊婦までつッ括(クル)めたら、五十人から居ただア」(出典:はやり唄(1902)〈小杉天外〉一)

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