突入る(読み)ツキイル

デジタル大辞泉 「突入る」の意味・読み・例文・類語

つき‐い・る【突(き)入る】

[動ラ五(四)]激しい勢いで進み入る。突入する。「敵陣に―・る」
[動ラ下二]つきいれる」の文語形

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「突入る」の意味・読み・例文・類語

つき‐い・る【突入・築入】

  1. [ 1 ] 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙 ( 突入 ) 勢いよく突き進む。突入する。
    1. [初出の実例]「敵衆の中に衝(ツキ)入りしとぞ」(出典西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉一二)
  2. [ 2 ] 〘 他動詞 ラ行下二段活用 〙 ( 築入 ) 内へ入れるように築く。
    1. [初出の実例]「いへのうち四面八町、ついぢつきいれたり」(出典:宇津保物語(970‐999頃)吹上上)
  3. [ 3 ] 〘 他動詞 ラ行下二段活用 〙 ( 突入 ) ⇒つきいれる(突入)

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