窠臼(読み)かきゅう

精選版 日本国語大辞典 「窠臼」の意味・読み・例文・類語

か‐きゅうクヮキウ【窠臼】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「窠」は鳥の巣、「臼」はその巣の中央がくぼんでいること。鳥がその巣にあって、安住の思いをなすというところから ) 安住してしまう所。落ち着けると満足してしまう所。
    1. [初出の実例]「修行をとどめ本の悪行にとどまらば、還て是所求(しょぐ)に堕し、窠臼にとどまる也」(出典正法眼蔵随聞記(1235‐38)四)

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