窪添慶吉(読み)クボゾエ ケイキチ

20世紀日本人名事典 「窪添慶吉」の解説

窪添 慶吉
クボゾエ ケイキチ

明治・大正期の水産功労者 ブリ大敷網導入者。



生年
安政6年8月22日(1859年)

没年
大正12(1923)年8月10日

出生地
土佐国高岡郡上ノ加江村(高知県中土佐町)

経歴
明治28年上ノ加江村長就任宮崎県のブリ大敷網に着目し、31年加江崎沖に網を敷設し大漁獲をみる。のち事業を拡大させ、高知県を日本有数のブリ漁場に発展させる基礎を築いた。35年退任後は大敷網の研究に専念し、38年京都府の伊根村漁業組合に請われて共同経営を行うなど、地方のブリ大敷網の漁業発展にも寄与した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「窪添慶吉」の解説

窪添慶吉 くぼぞえ-けいきち

1859-1923 明治-大正時代の殖産家。
安政6年8月22日生まれ。高知県高岡郡上ノ加江(かみのかえ)村(中土佐町)の村長。宮崎県のブリ大敷網に着目し,同志をつのって明治31年加江崎沖に網2帳を敷設し,大漁獲をみる。年々事業は拡張され,日本有数のブリ漁場に発展した。大正12年8月10日死去。65歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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