窮命(読み)キュウメイ

デジタル大辞泉 「窮命」の意味・読み・例文・類語

きゅう‐めい【窮命】

[名](スル)非常に苦しい目にあうこと。運命がきわまること。
「このうえ―させられてたまるものか」〈万太郎春泥

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「窮命」の意味・読み・例文・類語

きゅう‐めい【窮命】

〘名〙 運命がきわまること。ひじょうに苦しい目にあうこと。つらい目にあうこと。また、こらしめのために謹慎などをさせること。
※雑俳・末摘花(1776‐1801)四「晴天十日きうめいをする女」
※歌舞伎・網模様燈籠菊桐(小猿七之助)(1857)四幕「上より重きお咎め受け長々の窮命(キウメイ)

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